このレビューはネタバレを含みます▼
和裁士という仕事が丁寧に描かれてるなあと思ったら、著者の方のお母さまが和裁士だそうで。お母さまのお仕事を楽しそうな仕事として描かれていて素敵ですね。
主人公も周りの人達も魅力的です。紬は自分の考えをちゃんと口に出していけるのが見ていて気持ちがいいです。話し合いに応じるひららさんもえらい。ましもくんは逆で、自分の中に考えを留めちゃう人なんですね。みんな幸せになってほしいです。
13巻、「結婚は権力だ」「その人にとっての最優先は自分だと周囲に認めさせる武器なんだ」このページ、しばらく見つめてしまいました。好きな人と結婚したいと思う理由、この上なくきれいに言語化してくれていました。