籠のなかの竜聖女 ―虐げられた伯爵令嬢は、今日も溺愛されています―
氷室亮/屋月トム伽
このレビューはネタバレを含みます▼
いきなり婚約破棄した王子も、変わりにと当てがわれた将軍も、どんなに冷徹かと思ってたけど案外普通の青年じゃん！王子は単純に見る目がなくて、ただ竜聖女の婚約者であれと自分に必死なだけで、その後のヒロインと将軍の様子を気にしたりとかいいところもありそう。
諸悪の根源はどちらかと言えば義母だろう。義姉にはもちろん頭に来るけど、そういう環境で育てられたからと思えば、ヒロインをいじめることに関して何も感じない、もしくはいじめてる自覚もないのかも。好きな王子のことさえ貶すし、護衛にならない将軍にもご立腹だし、このまま大人しくしているはずはないけど、早く手痛い目にあっちゃえよ！こっぴどくやられてほしい！
今のところ人＜竜って感じの子だけど、本気の告白を受けたヒロインがどう変わっていくのかが見ものですね！
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