わかっていますよ旦那さま。どうせ「愛する人ができた」と言うんでしょ? ~ドアマットヒロイン、頭をぶつけた拍子に前世が大阪のオバチャンだった事を思い出す~
キムラましゅろう/花宮かなめ
このレビューはネタバレを含みます▼
ましゅろう先生のファンでwebから何度も読み返している作品です。他の重たい作品を読んだ後に読み返したくなるような、めちゃくちゃコメディで明るい作品!なんと言ってもうさぎちゃんのような守ってあげたくなる女性から女豹とも虎とも言えるコテコテ大阪のおばちゃんだった前世を思い出したヒロインのジゼルが応援したくなるほどいいキャラ!昭和のボケと突っ込みについていけない読者さんがいるかもしれませんが、このくだらなさ(ほめてます)がこの作品の良いところだと思います。それにほどよいせつなさもある。webにはなかったサブーロフ夫婦の話もめちゃくちゃ良かったです!それと嫌な令嬢に言い返した王女も良かった〜そしてそこでヒーローもハッキリきっちり言い返したのも良き!ヒーローはこれから言葉でも行動でも挽回していかなきゃだからね!次巻も出るそうでどんなストーリーになるんでしょう?子供の話が出なかったのが残念と思っていたから今から待ち遠しいです!(ドン茸のネーミングチョイスが素晴らしいと思う笑。※ココから追記→2巻読みました!あらすじから横槍女!しかも公爵令嬢!大丈夫か?!と思ってたら、前半早々従姉妹家族がやべぇ。え、こんな前半からもうイライラ展開?と思ったけどこちらはわりと早めに収束〜。でも隣国の横槍が侯爵令嬢になってる?あらすじと違って何か混乱しました。どちらが正しいのか?でもそこはあまり暗躍しなくて良かった!ヒロインがあまりに悲しい展開が苦手なので。それにしても1巻よりさらにコテコテ大阪弁のジゼルが好き〜!ウサギから虎に、そして猫チャンになったジゼル可愛い笑 番外編のトムルの話もサブーロフ夫妻の話も良かった〜!トムルが両夫妻から愛情貰えててほんわかしました。ただ最後の番外編の友好国王女がイラつく!エミルちゃんのプレゼント強奪!!許すまじ!!!あ〜できたら3巻も読みたいです〜これでジゼルファミリーに会えないの寂しい〜
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