来世もどうせ愛してる【コミックス版】
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来世もどうせ愛してる【コミックス版】

とまぜ/久松エイト

上下巻で見たかった!

ネタバレ
2024年10月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思ったより暗い話ではなくとても面白かったんですが、やはりバックグラウンドの壮大さに比べ、現代で起こることが性急すぎた感じがありました。晶良の、千年続く呉羽への想いはゼロになることはないと思います。でも、魂は同じでも違う人物である常盤への思いが、呉羽を上回ったか、全く違う形で育ってきたと気づく瞬間があったと思いますが、常磐との関係性が成熟しないうちに色々と進むので、そこの信憑性や感動が薄かったです。常盤から晶良への感情も同じくで、いくら前世の断片的な記憶や感覚があったとしても、いきなり現れた怪しい人に、心も体も許し過ぎかな?設定も絵もとても良かったので、もうすこしゆっくり展開してもらって、上下巻くらいで見せてもらえたら、もっとお話に入り込めたのになと、この漫画が面白かったからこその感想です。そしてもっと2人のラブラブな様子も見たかったです。
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