夢の雫、黄金の鳥籠
」のレビュー

夢の雫、黄金の鳥籠

篠原千絵

壮大でどこか切ない

2024年10月13日
異国の歴史漫画ということで、壮大な世界観ではありつつも、主人公は後宮という閉鎖的な世界に住む人物というギャップのある設定でした。
素敵な作品ですが、中盤から話の進みが遅かったのと、作者さんが年齢的に連載がかなりキツかったのではと思ってしまうコマ割りや作画でした。
キャラクターの掘り下げも少しあっさりとしていたので、この題材を作者さんがもっとお若い頃に描いていたらどうなっていたのかな、という想いを持ってしまうのが正直な感想です。
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