不意打ちの春雷
」のレビュー

不意打ちの春雷

黒井つむじ

同い年幼なじみ、ゆっくりな心と静かな空気

2024年10月14日
高校生の幼なじみ2人、好きだと理解してる弓道部の椿と好きを意識していなかった蓮
椿の告白から動きだす2人の関係ですが、たくさん悩んで、きちんと分かり合うまでが丁寧にゆっくり描かれています。
ふたりにしかない幼なじみ特有の空気感が好きです。
好きって何かな、友情って何かな、
2人でいることの当然さから離れた時、相手を思いやったり、優しさに気づいたりする時間が心を少し大人にしていくのかな。
この作品で黒井つむじ先生のファンになりました〜
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