｢ココで抱いてあげよう｣の衝撃

ネタバレ

2024年10月14日

このレビューはネタバレを含みます▼ 「性」とは厄介なもので…
生物学的な性と自認する性の他、指向などが一致せず本人も自覚できないまま精神を病むことも少なくない。
テンション高めのこの作品はそんなセンシティブな性のあり方をDom subユニバースを交えて明るく教えてくれる名作かもしれません。
ただしギャグパートとエロ＆シリアスパートの入れ替わりが激しく、置いてけぼりを食うかツボに入って爆笑するかは読み手との相性次第なところが。吉池マスコ先生が好きならたぶんイケます。
なにより凹凸が噛み合うようなまぐわいが超濃厚で幸せそう。
誘い受けとも違うDomネコ門村が色気の権化すぎて鼻血出る。若虎もまた、獰猛なくせに性癖に従順でとてもかわいい。
レビュー少なめなのが不思議なほど楽しませていただきました。

心情を目で表現する作者さまはよく見かけますが、やんちゃ先生は口元に力を入れているといっても過言ではない。
ただ喋るコマでも躍動感があるし、期待に震える半開きの唇、あまりの快感に食いしばる歯など、どれをとってもそこはかとなく色っぽいです。

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まるさん

(女性/40代) 総レビュー数：236件

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