俺様な同期に夜の仕事がバレました。【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
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俺様な同期に夜の仕事がバレました。【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

松下祐己

良い話のはず…だけど好みではない

ネタバレ
2024年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 色んな事が積み重なってラブラブハッピーエンドまで走り抜けた割にはパズルのピースが上手くハマった時のスッキリ感がない。
7年も売り専ボーイやってる?!、伊藤どうなったの件、走ってるうちにピュンピュン後ろに置いてきたモノたちに気を取られてモヤモヤが残ってる私…。
瑞人(源氏名も本名)が仕事や恋愛で自分の存在価値を実感できずにクソマネの言葉を鵜呑みにして『クソ』部分の見え見えの違和感を無視して依存しちゃうのはまぁそういう人がいるのも理解できるからイイとしても、必要とされたい!愛されたがりの受けキャラは読者と攻め様にドロドロに愛されるのが運命(さだめ)なはずが、魅力が全く感じられないまま終わってしまったのもキツかった。もちろん自分の意志で辞めるって事が瑞人の成長なんだけど、その前に高杉が訳解んない交渉を姉にさせてんのが邪魔だった気がする。その遠回しなことしちゃうって性格が高杉らしいってことなんだろうけどさ‥。高杉も瑞人に似てる男とばっか寝てたって言っといて、源氏名とあの目線入っただけの写真見たらもっと予想出来ててもおかしくないだろ!何故あんな寝耳に水な顔してんだよ。スパダリにもなりきれてないしよう…。
そんな感じでキャラとノリと展開を組み合わせた時の作品全体の雰囲気が自分の好みではなかった感じがあります。全然悪い話ではなかったので後味は良いんだと思います。
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