このレビューはネタバレを含みます▼
作者に理不尽に下げられるブラッドがどうなるのかだけが気掛かりで2巻まで読んでやったが本当に胸くそ悪かった。主人公は平民になるって言ってたけどさっさと諦め周りに守られるだけと葛藤するけど最後まで変わらずずっと子守りしてた。それで良いのか主人公。評価の高いオリヴァーは前妻が体調不良を隠すほど忙しかったらしいがだいぶ家にいる。有給?子供が出来なくても気にしないってそこじゃねぇ!死別なのに葛藤なさすぎて女を囲いたい男でビジュが好みでないこともあり気持ち悪かった。今日は平民風には笑ってしまった。世の女性はこんなのが好きなのか?子供なら可愛いけど子持ちの男なのにwブラッドは亡くなった母に甘えるように幼馴染に依存する幼少期も初恋に夢中になる少年期も妻になった幼馴染への友情が愛情に変わってるのに素直になれない青年期も含めとても好き。幼少期が可愛すぎる。一生償うとか言ってないで力を入れる予定の外交で視野を広げて対等に向き合える良い人に出会ってくれ。恋愛脳じゃない女なんかいくらでもいる。色恋と依存から解放されたんだから最後にこの話の全てを持っていった冷静さと本来の優しさで良い君主になってほしい。他国の姫に簡単に戦争なんて軽々しく宣う軍事責任者がいる(馬鹿な大将は敵より怖い)国より女性も活躍できる平和な良い国にしてほしい。最後に作者に声高に言いたいのはざまぁ?とやらに不妊症を使うのは辞めてほしかった。すれ違ったのはブラッドに彼女ができ主人公との関係を疎かにしたからであり不妊は関係ない。男だけを悪者にしてさっさと溺愛を描きたかったのは分かるが不妊設定は不必要。好きだと言わない主人公も娘の言動を全く諌めない父親も悪いし普通にその後は不仲とか伝え聞くだけで良い。無駄にキャラを痛めつけ悩んでる人が読んだら傷付く設定に金を落とした自分が悲しい。わりと売れてるし真似して(この作品も他作の真似くさいし)男性不妊のざまぁ?が流行らないといいけど。これですっきりする人は病んでるのでは?主人公上げのために作者によって人間性を途中で変えられたブラッドに同情する。違和感しかなかった。ずっと友達でいよう。小さい頃からの約束を守ったブラッドは作者がどう描こうと実に良い男だった。星1は買ったきっかけの1話の2人へ。2人の幼少期以外にこの話に良いところはない。3巻まとめ買いしなくて本当に良かった。