兄の恋人(分冊版)
」のレビュー

兄の恋人(分冊版)

美波はるこ

幼馴染の言葉が刺さる

ネタバレ
2024年10月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 義理の兄と妹。一線をとうに越えてた二人が、また暮らすようになる。ヒロインを好きな幼馴染の放つ「お前と兄が一緒になったとして、子どもが出来たら?その子供が苦しむことになる。お前のしてることはそう言うことなんだよ」が凄くしっくりくる。だがしかし、ふたりの兄妹は元々は赤の他人なわけで。意外にもアッサリと二人を認めた両親にも驚いたけど、母の言う「大人なのに気にすることある?」と言う話も何故か納得できてしまう。ただ、この物語の中では一番マトモなのは幼馴染くんで、世間一般の「常識」も幼馴染くんとおなじ。それでも突き進めていってしまうのが恋愛。ある意味。恋愛って難しい(苦笑)
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!