前世悪女とされた逆行令嬢ですが、王太子の死を回避したら溺愛求婚されました【SS付】
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前世悪女とされた逆行令嬢ですが、王太子の死を回避したら溺愛求婚されました【SS付】

木登/蘭蒼史

死に戻り。

ネタバレ
2024年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 253ページ挿し絵あり。伯爵令嬢ヒロインは強欲な父親のせいでどクズ令息に嫁ぐ事に。何としても回避したいヒロインはとある事件に巻き込まれ、予期せぬ形で婚約破棄と相成る。修道院で慎ましく暮らしていたが運命の出会いを果たし…という話。冤罪と陰謀で死に追いやられた令嬢が死に戻って逆境を跳ね除ける王道のやつです。王道ではありますがストーリーがしっかりしていて読み応えがありました。2度目の人生ではすっかり逞しくなったヒロインが読んでいて気持ちいいし、前世と違ってイキイキしているヒーローに安堵しました。悪役のキャロラインとロイドがこれ以上ないくらいの悪役で、最後の最後まで楽しませてくれました。ただ、この2人がその後どうなったのかは知りたかったですけども。難点をあえて言うと、章のなかで視点がコロコロ変わるので少々読みづらさがあったのと第二章に入ってすぐ辺り、シャーロットとキャロラインの名前が逆になってました。それとあえての使い分けじゃない感じで、ヒーローの一人称が俺になってる場面がありました。
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