君のいちばんにしてよ【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】
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君のいちばんにしてよ【単行本版】【コミックシーモア限定特典付き】

櫻井タイキ

モヤモヤはあるものの

ネタバレ
2024年10月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結局恋人とはまた違うけど一緒にいるよってことなのかな?まぁそれもまた一つの形なのかもしれない。
ただまぁ言葉ストレートに言えば結局終着点って「セフれ」という形では?とは思うしそれを抜きにしたら「親友」として離れたくないというようにも見えるし。
だけど本人達が幸せならそれはそれで良いのだろうなと思います。
正直最後の好きって涙を流す受けを見ながら「ふーん」くらいの気持ち。いやね本人達にとっては大真面目だろうしそういう感覚もあるだろうけども……
こう攻めの切ない恋!!を前面に出しすぎてなぜこの二人はこの二人でなければいけないのか?というところがあまり分からなかった。触れるから?攻めはギリわかる。じゃあ受けは?他の人と何が違うの?ヤりたいときにヤるのは他の人と同じなのでは?とか思ったり。過去エピソードも屋上で並んで座ってるシーンだけで別に一緒にデートしてるわけでもなく何がそんな好きで依存性高いの?となってしまうんですよね……神視点だと。
こういう愛もあるのだろうけどモヤモヤは残る結果となりました。友人カップルの存在感も中途半端という印象。なんだろう「まぁ色々あってこの人の深い事情自分分かってます」というふわっとした意味深な表情しかないので重要性がいまいち感じられなくて。
Xで見かけて即決しましたがもう少し様子見した方が良かったかなと思います。全体的に切ない物語にしたいというのは伝わるものの肝心なところは全部ふわっと何かあります風で伝わらないモヤモヤが少し残り星3としました
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