盾の勇者の成り上がり
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盾の勇者の成り上がり

アネコユサギ/弥南せいら

今のラノベの原型、でも13巻で飽きた

2024年11月4日
今のラノベのスタンダードの教科書かなと思う。全部詰めな感じ。勇者召還の複数とか、追放的なののザマァとか。他の異世界転移とか。この先も粗筋をみると今のラノベのパターンが入ってるけど。
いいとこも悪いとこも先駆者という感じ。最後で引っ張って次の巻を読ませようとか。ひたすらピンチからの逆転の繰り返しとか。あとは長編の悪いところで、はじめのほうは主人公に落ち度が無いドラマから、だんだん主人公のチョンボっぽい理由になっていくとか。他の異世界とかへの展開とか物語を延ばそう感が出るよねって、悪い風習の出本はこれかいと思った。
タンク系の作品の先駆けかなとか、よい意味のトレンドの元でもあり、悪いトレンドの元かなとも思う。
ラノベの源流の1作品だとは思うけど。悪くはないとは思うけど。現代だと全体的にみてレベルが高いとは言えないかな。展開がワンパターンになって、作品を延命しよう感が出るなら、いいとこで終わればよかったのにと思う作品。
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