このレビューはネタバレを含みます▼
無料期間中の１巻を軽い気持ちで読んでしまったのがいい意味で、悪かった...この沼から抜けられない!!!
絵の美しさは勿論、頭の先から爪先までふわふわの女体表現は同性としても理想的で美しくも可愛くもある絶妙さ!!!そして特に、巡ってきたﾁｬﾝｽに半ば強引に愛しい人を手に入れ、拗らせまくった恋心を容赦なくぶつけてくるﾙｶｽの病みが痛々しいはずなのに、ただ1人をひたすらに愛してる事が回を重ねていく中で、その病みすら甘い新しい純愛の形にハマる...
続きを読みたすぎて購入したら、もう沼...特にﾂｪﾂｨの告白の回で、構成にハッとさせられました。
ひたすら貪る中で愛する人を物理的に手に入れても、相手の気持ちがわからない、自分に正直な方法で愛しても深まる不安、そこからの独占欲が葛藤している中、欲しかった言葉を聞けた時のシーンが、どれだけ彼の愛が純粋だったか、そこへ繋がっている伏線のようにも見えました。エロだけ誇張した濃厚で狂気なシーンだったわけではなく、この濃厚なシーンがあったからこそのﾙｶｽの純愛が際立ってました。
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