愛さないと言われましたが、やり直したら騎士が溺愛してきます【SS付】【イラスト付】【電子限定著者直筆サイン&コメント入り】
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愛さないと言われましたが、やり直したら騎士が溺愛してきます【SS付】【イラスト付】【電子限定著者直筆サイン&コメント入り】

火崎勇/カトーナオ

不憫受け

ネタバレ
2024年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 実父に騎士の才能が無い役立たずと罵られ続けたアル(受け)。
父には愛人との間に、騎士の才能に恵まれた息子がおり、その息子に跡を継がせ、愛人と結婚したいからだった。
実母は7才の時に他界。
失望の中、ずっと恋して、向こうも自分を愛しているのでは、と思っていた親友・エディに告白するが、「お前だけはダメだ」と拒絶され、失望のまま馬を走らせ、落馬して死亡。
日本に転生して前世を思い出してから、エディだけを想いバイク事故で死亡すると、前世の世界に回帰していた。
その世界でも実父はアルを認めず貶し続けるが、実父の愛人と息子の存在が明るみに出ても義弟に爵位を譲り、義母の為に屋敷を改築したりドレスや侍女の用意まで。
それでも実父はアルに優しい言葉の一つも無い。
健気で、悲しくはない。寂しさはあるが。というアルの不憫さが良い!
エディが拒否したのは、アルが跡取り息子だからだったので、義弟の存在でハッピーエンド。
最後まで実父は最低男だった。
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