夜行堂奇譚
」のレビュー

夜行堂奇譚

立藤灯/嗣人

謎の説得力と吸引力を感じる作品

ネタバレ
2024年11月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 摩訶不思議な世界観の作品で現実にはありえないことばかりが描かれているにも関わらず、読んでいるとこの世界の何処かに本当に存在している物事や実際に起きている出来事なのではないかと錯覚させられるような独特の雰囲気を醸し出している作品です。本来それほど得意ではないホラージャンルなのについついページをめくらされてしまうような謎の説得力と吸引力を感じます。😶

怪異など全く信じていなかったけど実際に目の当たりにして信じざるを得なくなり、どっぷりとその世界にハマっていく大野木の運命が気になりますね〜。バディを組んだ右腕の無い青年・千早との次第に深まっていく絆にも注目しながら追っていきたい作品です。👁
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