もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活【単話】
和泉杏花/さびのぶち
このレビューはネタバレを含みます▼
最初、カロン王子は、タイトルにもなってる通り、「もう興味がない」と言い放って、ヴェラと離婚したから、どんなに酷い人かと思ったら…国のこと思うあまり感情面がポンコツになってしまっただけで、悪い人じゃなないんだなぁとわかった。ヴェラを失った後、いかにヴェラが国や自分、家来のための仕事をしてくれてたかようやくわかって、ヴェラの存在の大きさに気づくカロンの姿は、少しいい意味だったけど、異世界物では、わりとまともなキャラではある。
それは珍しいなと思った。
なにはともあれ、ヴェラが新生活を楽しみ始め、アランとの時間がかけがえのないものになってきてて、微笑ましい。ヴェラもアランも辛かった分、幸せになってくれるといいなぁ。
ヴェラといるとアランの冬の加護の効果が弱まる理由も気になる。二人が唯一無二の存在になり、幸せになれますように。
ヴェラとアランのやりとりにとても癒されます。これからも楽しみです。
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