虎は翼に愛される
」のレビュー

虎は翼に愛される

宮緒葵/小山田あみ

彦十郎の青春活劇!。

ネタバレ
2024年11月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「華は褥に咲き狂う」将軍、光彬(みつあき)を育て上げた祖父、彦十郎様の若い時の、お話です。
気になっていた人だったので、読めて嬉しいです! 小山田あみ先生が描く、彦十郎の着流し姿が、粋でかっこよくて、うっとりと見つめてしまいます。つましく暮らしながらも、明るく前向き、弱きを助ける人情のある人です。
幼い時に天狗に出逢い、武芸を習います。愛染坊という、曲者の天狗さんは、思惑ある人ですが、小山田あみ先生の描く姿がですね、美麗人で、ついつい目が行きまして、うっとりする天狗さんです。恵渡の町に戻り、事件が!親友、龍之介様と共に事件解決に挑みます。読み応えある、彦十郎様の若き青春活劇!読み終えて、スカッとしました。 引き続き、彼の旅にでる姿、出逢う人たち、運命の奥さんに出逢い、孫の光彬の幼い時の話も、もっといっぱい読みたい!です。続編楽しみに待ってます。
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