終戦のローレライ
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終戦のローレライ

福井晴敏

読みごたえがあります

2014年8月8日
一番短い1巻でも250ページ程度と、4巻通すとかなり分量があります。文体が硬め、登場人物や専門用語も多いので、慣れるまで時間がかかりましたが、話が面白いので飽きずに読みきることができました。戦争ものですが、戦闘シーンに限らず人物描写も深く、実話というよりはSF要素が強いです。グロテスクで読むのを躊躇ってしまうようなシーンもありますが、無駄な部分が一切なく、最後まで読んでよかったと思わせてくれるような作品でした。
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