このレビューはネタバレを含みます▼
タイトル通りです。溺愛がとかもうそういうレベルでなく、主人公が軽々しくて、50話読んでも（ボリュームないのですぐ読めます）つまらない。
特に貴族社会の撤廃を聞いたときのリアクション、自分は辺境伯という上位貴族の恩恵を散々受けて育ってきただろうに、自分が馴染めないというだけで男は権力、女は身分の高いところへ嫁ぐしか脳がないと笑い飛ばす姿勢が実に浅い。しかも庶民が社交界の裏で何をしてるのかすら考えたこともないのに。
ライバルの子が王子に傷つけられても「民に寄り添って」ってどれだけ傲慢な女なんだ…。
この主人公、レディのマナーも一般常識も学ばず、戦場に出てるわけでもないので大した計略も先読みもできないし、剣術の腕をあげることしかせず生きてきたのかな。
それ以外でも歌劇や民衆前の演説も、要は元ネタありきをそれっぽく言っただけで、主人公の中身は空っぽです。
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