このレビューはネタバレを含みます▼
スライムになる前の極悪令嬢が、極悪の一言で片付かないほどの残酷冷酷、読んでてつらい…のですが、中のスライムの人(?)はとにかく癒し系のキャラ。1巻は残酷エピソードも比較的多かった気がするので、この先はスライム聖女の癒しエピソードをたくさん読みたいです。
【追記】4巻は謎男に狙われ、かつて里長の頭をぱかんとさせたという伝説の勇者に護衛され、ひりひりしながらももぐもぐしつつ人間生活を満喫する主人公。スライム目線では脅威の可能性過多で悲鳴が多めだった気がするけれど、1巻から変わらずドタバタの可愛らしさにほっこり。4巻末ではスライムが人間になる方法を教えてくれた同胞(元スライム現人間のルミル)に再会。
5巻ではほっこりしつつルミルがどんなキャラクターなのか、その一端が紹介された印象。ストーリー進捗は、主人公が引き続き本を探していて、以前のジェリィの拷問部屋と拷問記録を含む手記を見つけ、勇者の過去にも触れそうになって核心には触れられず。本は割とすぐ見つかり、主人公が開いたら何かが起きて、またしても謎男と戦闘になる。戦闘中、謎男の過去が明らかになり、謎男の後ろ盾をチラ見せされ、という感じでした。スライムのジェリィが結局何してもかわいく見えて、今のところ楽しいです。