聖女様をお探しでしたら妹で間違いありません。さあどうぞお連れください、今すぐ。
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聖女様をお探しでしたら妹で間違いありません。さあどうぞお連れください、今すぐ。

伊賀海栗/足戸手斗

1巻を読んで

ネタバレ
2024年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 死んだ両親(幽霊?)は視えるけど、そこにあまり意味を見出さず、現実主義で頑張っている姉。必死に妹を育てている。でも妹は善行もどき(勝手に家のお金を持ちだして寄付したり食べ物を恵んだり)を積み重ねて姉を困らせている。貴族の男が聖女を探しにきたので、姉は妹を厄介払い(口減らし?)できると思ったが、実は姉が聖女だったというテンプレ。テンプレなんだけど、妹が微妙。悪者にしたいなら、もっとしっかり悪者というキャラにしたらいい。そして姉のほうも中途半端に良い人。もっと妹と向き合うべきだったのでは?最後のほうでお説教もどきをして仲直りっぽくまとめているけど、なんとなく違和感。あと突如として姉と貴族の男とラブ発生?悪くはないけど、全体的にイマイチかな。それぞれの登場人物にもう少し深みがあっても良かったと思う。
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