このレビューはネタバレを含みます▼
“自分に素直すぎる遊び人×目つきの悪い寂しがり屋”
才能、地位、顔、スタイル、お金、持ってる人の虚無感というか、誰にも分かってもらえない孤独感、孤立感てあると思うのです。だから『来るもの拒まず、去るもの追わず』の執着しない生き方の元ヴァイオリニスト。マイペース、快楽主義、傍若無人、自由奔放、出会いから大騒ぎ!
隣室になったのは、目つきが悪く、人付き合いに臆病なのに、たぶん寂しがり屋。人生を達観してどこか冷めた人。煮物が上手でお裾分けする面倒見の良い所あり。色事の時はとても可愛い。自分の音楽を人に評価されるのを怖がっている子。とても孤独に静かに生きてる。
二人が出会って、騒がしい日々が始まるんです。
これから元ヴァイオリニストの彼が、音楽に関して眩しい世界に導く流れで終わっていますが、続編があったら是非読みたいです。
遊び人が愛することに目覚め、野良猫が愛してくれる人を得たような、二人が出会ったことで生まれた賑やかな音に満たされて、嬉しくなっちゃうハッピー・エンドでした💕