色悪作家と校正者の貞節
」のレビュー

色悪作家と校正者の貞節

菅野彰/麻々原絵里依

2作目

ネタバレ
2024年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正祐の感情がどんどん育っていってるなと感じました。大吾と過ごす事で今まで自覚していなかった、人を愛すると、どんな行動を取るのか。そう言ったことを少しずつ体験して。自分が知らなかった感情と向き合う正祐がなんとも愚かしくもあり、愛しい感じです。大吾は大変だと思うのですが、覚悟決めていくしかないです。だって。正祐を愛してしまったもんだものね。弟光希のやらかしもまた。まだ彼も未熟な若者だったってこと。色々気がついたようで何よりです。変わらず本への愛がたっぷり詰まった作品。麻々原絵里依先生のイラストと共に楽しめました。
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