絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男
」のレビュー

絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男

紺吉

笑いのネタ宝庫

ネタバレ
2024年12月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんっとこの作品描いてくれて作者さまありがとうです。
BLを読む度に昔から感じていた全ての総ツッコミが羅列されていて、首がもげるほど頷くと同時に爆笑しましたw

他レビューでも度々書いちゃうんですが、BLってほぼ女性作家が描いてるから、結局8割くらいは少女漫画なんですよね。
男×女を男×男に置き換えただけだから、ほぼ受けが女子の自己投影な訳で。

でも少女漫画脳でBL読んでるタイプではないので、そういう疑似TLみたいなBLとか、あるあるパターンのテンプレしか描いてない作品にブチ当たるとめっちゃ冷めつつ、この「絶対BLに〜」の主人公と同じツッコミが頭を駆け巡るんですよね(笑)

男に対して「女のようだ…ドキッ」って何なんだよなあって、読んだ時にめっちゃ笑いました。イケメンは道に行き倒れがちとかBL読みなら百万回は見たであろうシチュが満載ww

あくまでモブに徹し、BL世界では顔もぼんやりしがちな女子でもいいから、とにかく彼女を得たいとBLシチュに抗う主人公。
と、その周りの全BL関係者のやり取りがマジでウケます。

1巻の時はともかく、ここまで巻数が出てよくネタが尽きないなーと関心しきり。
作者さまのセンスすごい笑 作画も構成も笑いのテンポも上手くて、似たような作品もある中で断トツ面白いです。
BL読んでてついあるあるにツッコミを感じてしまう人には本当にオススメしますw
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