このレビューはネタバレを含みます▼
かつらさんの作風は好きなんですが、この作品は何度読んでもスッキリしない。秒で捨てられた晴海の元カレもなんだか気の毒な感じがしたし、公彦の方もつい最近まで敬太に抱かれていたのにマッハで忘却の彼方っていう…。そもそも目の前に好きな人がいるのに、同じく目の前にいる14歳も年下の学生バイトを便利に使って性欲処理する公彦に違和感しかない。マジ最低。やるなら他でやれよと。敬太の扱いがひどすぎる。ひたすら自己中な二人で共感できるところがなく、全然「いい話」じゃない…。あと、シーモアの白抜きは本当にザツ。他で買った方がいいですね。