ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける
」のレビュー

ヤンデレ魔法使いは石像の乙女しか愛せない 魔女は愛弟子の熱い口づけでとける

セキモリ/クレイン

こっちも買います!

ネタバレ
2024年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話版を全巻購入した事でかなり満足していたので、こっちは買おうかなどうしようかなと思っていました。それでも1巻目を買うと、描き下ろしがとてもとても良かったです。こっちも全部買うと決めました!新たな楽しみが増えて嬉しいです。
改めて最初から読んでみると、ストーリーが過去と現在を行ったり来たりしている構成なのがとても良いです。ララの石化が解けて2人が恋人同士になっていく現在が分かっているからこそ、過去でアリスが苦しむ姿にも「もう少しだから頑張れ!」という気持ちで読む事ができます。ララが石化している間のアリスの20年間が延々続いていたら、読むのが辛くなっていたかも知れません。描き下ろしの「背比べ」と「子守唄」はまさにそれです。ララより大きくなってもそれを喜んでくれるララはいない過去の孤独と、相変わらず子供扱いしてくるララに心を満たされる現在の幸せの対比が良いです。
いいねしたユーザ21人
レビューをシェアしよう!