【電子限定書き下ろし短編付き】転生悪役令息は英雄の義弟アルファに溺愛されています
」のレビュー

【電子限定書き下ろし短編付き】転生悪役令息は英雄の義弟アルファに溺愛されています

滝沢晴/木村タケトキ

溺愛執着攻めの話し

ネタバレ
2024年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かったです。サミュエルは可愛いのに男気あるし、セオドアは気持ちいいほどブレません。弟の立場を利用して雷が怖いとベッドに潜り込んだり抱きついたり、やりたい放題ですがお兄ちゃんは天然だから真意には気付かず。私が好きなシーンは陛下の前でセオドアが「サミュエル以外はどうでもいい、サミュエルだけが大事」みたいな事を言うのですが、公爵パパも同席してますからね?!パパの気持ちは?!とつい突っ込んでしまいました。パパ良い人なので好きです。ママもサミュエルを救い出そうと甲冑着て家の玄関でプルプルしちゃうし家族愛に心温まりました。性悪幼児時代に見放されなくて良かった。セオドアの適当に返事する時も笑えて好きです。あといつもやりたい放題なのにちゃんとサミュエルの気持ち固まるの待っていてくれるのとかも素敵。王太子もセオドアと比べてしまうとちょっとヘタレぽいけど小さい頃からずっと一途に思い続けていてちょっと応援したくなりました。主要人物が気持ちいい人が多いので敵が出てきてもあまり気にならず。気になると言えばサミュエルの作った干し芋をリオが食べて騒ぎになりセオドアが怒るところ、「リオの足下にサミュエルの大剣が突き刺さった」となっているのは名前間違いかなあと。あと湖で発情期になってしまう直前「先に木陰に腰掛けていたサミュエルが手招きした。膝に乗れと、、」は絶対セオドアですよね?膝に乗るんですもんね?!名前あべこべはまだあった気がします。接続詞抜けてしまっている所も2箇所あったかな。あと子供達の年齢の計算が合わない気がしてちょっとモヤッとしました。ルイスくんの「ちゅっちゅだめよ、だめだめ〜」が可愛かったけど!溺愛執着攻めが好きな方には読んで欲しいです。イラストも綺麗です。
いいねしたユーザ6人
レビューをシェアしよう!