このレビューはネタバレを含みます▼
凄い執着!
村で育った不思議な力を持つ男が愛する人を殺された。
愛する人を死なせないため、男は「おだまき様」と呼ばれる神となり、村の時を止めた。
命ある限り、いや、死んでも愛する・・・。
そんな神となった男と同じ執着を持つ人間・柊を現在から引き入れた神。
柊は夏夫だけを愛していた。
だが夏夫が手に入らない。ある時は不治の病で、ある時は現世に恋人がいて・・・。
柊が死ぬと村の時が巻き戻る。巻き戻るたびにパラレルワールドの柊が村に引き寄せられる。
あれ?だったら最初の村長はだれだった?と言う疑問は未だに残りますが、村人だったのかな?
最後のn番目が柊視点の話です。
「おだまき様」が「千年後宮」の神さまと友達だと言う事で読みました。
こちらの神さまも愛する人と結ばれる時が来るのか・・・。