このレビューはネタバレを含みます▼
フルカラーの麗しさで、物語のノロノロ進行を全てカバーしているという。ナビエ様ひたすら美しい〜!以上。なのであります。王が、道端で美しい逃亡奴隷ラスタを拾ってからというもの、皇后ナビエ様の頭痛の種となる。王は幼馴染で政略結婚をしたというものの、それなりに情は育んで来た。それなのに。ラスタを拾ってからというもの、のぼせ上がって皇后に冷たい仕打ち。そもそも多少美しいかもしれないが、ほぼ白痴にも見えるラスタの何処にそんなに惹かれるものか。「ラスタはぁ〜」は、自分を名前呼びするのも忌々しい。誰の子か分からない子供を産んでいる疑惑もあるし。王馬鹿すぎ!ナビエは今のところ王宮に留まってはいるが、そんなナビエの元に鳥の姿になった隣国の王、ハインリが訪れて。少しずつ心を通わせて行く2人。いやーん、ハインリ、とっととナビエを攫ってー!再婚申請は、もちろんハインリの元へと心を決めたナビエの決意。冒頭のシーンで結末は分かってるものの、ナビエとハインリの恋の行方と馬鹿王が掴まされたものの盛大なザマァを期待します。まさに「あなたの選んだ女とどうぞ堕ちて下さい、この国はもう終わりです!」