【全1-6セット】宮殿のような屋敷で僕の声を探している【イラスト付】
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【全1-6セット】宮殿のような屋敷で僕の声を探している【イラスト付】

キトー/石田惠美

まぁねぇ

ネタバレ
2024年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ イラストがゴージャス。
でも内容は中途半端だった。シリアス味が薄いのはともかく、コメディどころかドタバタだとは意外だったけど。
まぁラノベあるあるではあるが校正が良くない。副詞の間違いが散見されるし、主語の取り違えもある。『周囲への好感度』などの見逃しもある。

だが何より、私はライルに好感が持てなかった。超ハイスペだからと言って、自分が拒絶される可能性など思いもせず、ただただ押せ押せなのが耐えがたい。自信やプライドは良いけど、これでは大事な人を本当に大切にしていない、とにかく思い通りにしたいだけの傲慢男に見えてしまう。甘々とは違う。
そもそも探し当てて出逢えたからといって、即、恋人になる必要なくない? リクが包容力の人だから何とかなったけど、並の人なら逃げてお終いでは?
ラノベのシンデレラストーリーだからハピエンがお約束とはいえ、この造形は嫌いだ。

ライル母もあり得ない。1年近く意識不明だった嫡男が奇跡の快復をして従前以上の活躍をしているのに影すら出てこない、快気祝いパーティーに顔すら出さないなど不自然極まりない。だからこそキーマンなのはミエミエだったけど、人物像として納得のいくものではなかった。 嫡男の配偶者が男じゃ困るからと言って、あんな下品な女で良かったのかとも思うし、突っ込み所が満載だった。

などなど、あちこち不自然すぎる辻褄合わせが多くて、全体のトーンが整わない。

あと、単純な疑問だけど、ライルの髪を『黒豆みたいだ』と表現したのは、たまたま偶然の一致だったの?
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