地球へ…
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地球へ…

竹宮惠子

壮大な宇宙オペラ

ネタバレ
2024年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現代から遠くはなれた未来、西暦三千数百年代。人類は人工知能によって完全に管理され、子どもを養育する惑星と社会を営む大人の惑星とに別れて暮らしていた。地球から遠く離れた植民惑星アタラクシアで育った少年ジョミー・マーキス・シンは、「目覚めの日」(14歳の誕生日)の数日前から不思議な夢を見ていた。盲目の美少女と青年が会話している夢だ。ジョミーは「目覚めの日」に成人検査の最中に、夢で出てきた青年に助けられる。実は成人検査とは、社会人としての適性を検査し、超能力を持つ新人類「ミュウ」を見つけ排除するためのものだった。ミュウと診断され抹殺されかかるが、ミュウたちに助けられ彼らの船に迎えられる。
アニメ化され、映画化もされた超大作。本作が切っ掛けとなり、宇宙ものが活気づいた思う。1977年から1980年にかけて描かれた。



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