白紙の上でさようなら
」のレビュー

白紙の上でさようなら

天井フィナンシェ

うーん・・・。

ネタバレ
2024年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ (特装版3巻おまけも読んだうえでの感想ですが)
最新話の環のエピは 正直もやもやしました・・・
あれだけ執着心の強かった彼が この短期間で
こんなにあっさり恵を『過去』に出来るなら
これまで散々描かれたドロドロ描写は何だったのかなと。
春にも同様にモヤりました。

妹の成功をきっかけに
長年人生をこじらせた実姉が

その妹の再デビューに泣きながら喜ぶ??
ちょっと理解ができません。

長い引きこもりの中で もしかしたら
気持ちの変化があったのかもしれませんが、

そういったエピソードなしに
突然の嬉し涙を見せられても
読者側としては置いてきぼりで感情移入ができず・・・

これまで登場人物の心理描写が丁寧に描かれていた分
今回は どうしても違和感を覚えます。

新キャラの天才肌のライバル?に至っては
電話口で『ワンチャン』の告白。

てっきり才能と才能の斬り合うような
ぶつかりあいが始まるかと思ってたら

環と別れフリーになった恵と彼の
そういう話が始まるのかと思うと
さすがに展開が乱暴で、正直ガッカリしました。

各方面の人物をいろいろ仕舞って
連載終了するのかな?とさえ思ってしまいましたが
ここまで読んできたので、次回に期待します。
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