ぼくの地球を守って
」のレビュー

ぼくの地球を守って

日渡早紀

木蓮と紫苑が切ない

ネタバレ
2024年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ぼくの地球を守って」は、前世ブームを巻き起こした作品の一つだと言っても過言では無いでしょうか?
現世と前世のストーリーが行きかう中、徐々に謎が解明されてゆくというサスペンス要素と、木蓮と紫苑の恋の要素の両方が楽しめる作品です。
紫苑は、木蓮にそっけない態度を取っていますが、本当は木蓮が好きで気になってたまらなかった、ただ、あまりに不器用過ぎて、彼女にそれを伝える事ができなかった。それを後悔しながらたった一人9年間残されながら、木蓮が歌う3Dの機械(?)を作り続けていたのだと思います。
とにかく、紫苑がとても格好良くて、紫苑無しでは、この物語は成り立たないほどの存在感があります。紫苑、格好良くて最高です。木蓮じゃなくても、紫苑に惚れない人は居ないと思います。
贅沢を言えば、前世で木蓮と紫苑が二人だけ残された時以外にも、二人のラブラブを見たかったのです。
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