魔法科高校の劣等生 動乱の序章編
」のレビュー

魔法科高校の劣等生 動乱の序章編

佐島勤/飛口芽衣/石田可奈

迫力がある絵だが好みは分かれるかも

ネタバレ
2024年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 立ち読みで1巻の出だしの絵が綺麗だったので、4巻まで購入しましたが、だんだん違和感が出てきました。達也の魔工科の授業とか、深雪の生徒会のやり取りとかはワクワクしたのですが、七草長男が出てきた辺りから絵の雰囲気がドロドロしてきました。敵も仲間も皆「何か企んでる」容疑者みたいな顔つきをするシーンが気になってしまいました。あと、女性達の無意味な胸強調も、正直下品に感じました。特に遠山さんと十文字さんの話し合い中は1ページの三分の一とか、四分の一が胸。遠山さんの顔も性アピールが強すぎて無理でした。
老若男女描けているしアングルも上手いと思いますが
普通に会話してる場面で大コマを取る必要性はあるのかなと気になってしまい漫画に集中できません。
あと、キャラクターの顔が毎コマ違うので、髪型で判断しなければなりません。四葉家の会議のシーンでは混乱しました。あと達也と兵庫の区別がつきません。髪型も一緒なので双子のようです。
繰り返しますが、絵は上手いしキャラクターの私服のセンスも好きだし、ラノベの漫画化にありがちな説明文ばかりではないく絵で表現しているのがとても良いです。達也の霧散霧消のシーンなんかは最高にかっこよかったです。だからこそもったいない。
あとは構成の問題なのでしょうか?他の魔法科のコミカライズは構成担当さんがいらっしゃいますが、この方にも付けていただきたいです。コマ割りだけでも他の人が担当できないでしょうか?本当に絵が上手なのでもったいない。
たくさん不満を言ってしまいましたが、今後も買います。応援しています。
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