きのこいぬ

ネタバレ

2024年12月25日

このレビューはネタバレを含みます▼ とても素敵なお話で大好きです。
ある日、広い庭のあるお宅にピンクのきのこが生えました。きのこは、この家に住む素敵な家族をいつも見ていました。
ピンクのきのこは、このお家に住む主人公(ほたる)が大好きになりました。
そんな日々でしたが、ご両親、おじいちゃん亡くなり、悲しそうなほたるに心を痛めていました。とうとう犬のはなまでが亡くなってしまい、仕事も手につかずいつも悲しそうなほたるを見ていられなくなりました。
ピンクのきのこは、どうすればほたるを慰められるのか考えました。
ほたるが可愛いがっていた犬のはなになってそばに居ればほたるは、元気になるのでは？そして大好きですと伝えようと決めました。
その強い思いは不思議な力となりピンクのきのこは、ピンクのきのこっぽいいぬになれました。
そんなこんなでいろいろあって、ピンクのきのこが憧れずっと見ていたほたるの家族の一員になれたのです。とても感動する健気で可愛いきのこのお話です。

可愛くて、穏やかでほのぼのした世界感と作画はとても癒されます。
ほたるの深い悲しみを癒せたのは、ピンクのきのこと仲間達でしたね。
最後、いつも見ていた庭からきのこいぬがみんなを眺めるシーンとても素敵で涙が出てしまいました。

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荷花さん

(女性/30代) 総レビュー数：4件

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