余命わずかな花嫁は龍の軍神に愛される
」のレビュー

余命わずかな花嫁は龍の軍神に愛される

一ノ瀬亜子/琴ふづき

うーん……

ネタバレ
2024年12月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーは巷に溢れ返っている「私の幸せな……」の焼き増しバージョンの下位交換。
とにかくこのヒロインは、酷く虐げられて育っているので、作中何十回も「申し訳ございません」と言いまくる。
虐げられて来た家族にも天使の如き情愛で許すのは、最早、嫌味でしかない。
3日に1度、あるかないかの冷白飯しか食べて来なかったって、この年齢なら確実に栄養失調で生きてはいられないと思うけど、何故だか元気(笑)
ヒーローも助けると言いながら、自分でも悪の巣窟と呼んでる夜会にヒロインを放置するわ、簡単に拐われるわで、ポンコツ感満載。
おまけに悪役に逃げられるわ(続編を書かれるつもりかもだけど)、ヒロインを虐げて来た家族も放置だわで、読後感がもう……(絶句)。
こういうジャンルは勧善懲悪見たさに読んでいるんだから、悪役は3倍返し位にしないと作品として成り立たない。
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