もう興味がないと離婚された令嬢の意外と楽しい新生活【単話】
和泉杏花/さびのぶち
このレビューはネタバレを含みます▼
カロルが心から反省してヴェラと和解して「あなたも必死でやってきたんだよね。これから頑張りなよ」という気持ちになった後で第一話に戻ると、初めて読んだ時の「何だコイツ?!」感がまた蘇ってきます(笑)意見を言い訳と捉えて発言させないし、結婚したのに夫婦の触れ合いを拒否しておきながら自分に都合の良い癒しだけは当然の様に受け取るカロルが腹立たしいです。でも後になって、ヴェラがアランへの気持ちを自覚する前から「カロルに触れられたら嫌だけどアランなら良い」と考えるシーンが良かったです。なんかここだけで溜飲が下がる気がしました。
突然現れた精霊王と曽祖父が残した謎、国の異常気象やアランの加護の事などまだ問題はありますが、何となくアランとヴェラの結婚で全て上手くいくのでは?という気がします。
これからも楽しみです。
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