次期公爵夫人の役割だけを求めてきた、氷の薔薇と謳われる旦那様が家庭内ストーカーと化した件
皐月めい/石沢うみ
このレビューはネタバレを含みます▼
1巻読み終えたあたりでは、
「ふんふん、冷徹侯爵があれでしょ?主人公ヴィオラの破天荒さに振り回されて、段々好きになっていく感じなんでしょ?」みたいな雰囲気で読んでたのですが、2巻以降を読み進めていくうちに、何故アルバートが無表情・無感情になっていったのか、とかその背景がじわじわと明かされてきて、思ったよりも奥が深くて暗めの内容になってゆくので、逆に興味深くてついつい今出てる最新刊まで一気に読んでしまいました(^^;
なかなかに公爵家、とくにアルバートの母親が病んでる系なんですよね~・・・でも、ヴィオラの元気でポジティブなキャラがあんまり悲惨な雰囲気にさせないので、嫌悪感無く読めますよ(^^
絵柄は、最初はちょっとヴィオラが時代背景にそぐわない顔なのではないかな~・・なんて思ってたのですが、徐々に慣れて(?)きましたね(^^;
私的にはアルバートの幼馴染ルラヴィちゃんがキラキラした感じで好きです♪
周りのキャラ達もなかなかに魅力的で優しい人達なんですよね~✨愛情だけではなく、友情・友愛が溢れているお話になっていて、それが少しづつ描写されていくので、どの巻も見逃せない内容になっています。
ホント敵はアノヒトだけですね~・・・
今後どう展開していくのか、とても楽しみです!!
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