竜の呪い。

ネタバレ

2025年1月5日

このレビューはネタバレを含みます▼ 264ページ挿し絵あり。領地運営にしくじり没落した伯爵家の令嬢ヒロインは家を支えるべく必死に働いていた。そんなある日、ヒロインの元に王命により騎士団長との婚姻が結ばれ…という話。過去のトラウマから男性不信に陥り結婚願望ゼロだった超現実主義なヒロインが大変好ましく、このままヒーローに陥落しないでくれーと願わずにはいられませんでした(苦笑)。逆に惚れっぽいヒーローはあっという間にヒロインに入れ込み、それはもう押せ押せの一直線で気持ちいいくらいでしたね。本筋とはズレますが、大抵こういう乙女系小説では家族だから～とか言って、何だかんだで甘い態度を取るヒロインっていうのがデフォルトだから愚鈍な父親にキレるのは新鮮でしたよ。本当それでいい。悪役と言える存在も一応登場しますけど頭悪すぎ(笑)。正直言ってスパイスにもなってない(笑)。挿絵は綺麗でしたけど、ヒーローが少々なよっとしていてイメージと違いました。

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ミコさん

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