200m先の熱
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200m先の熱

桃森ミヨシ

ただの恋愛漫画じゃなくてビックリ

ネタバレ
2025年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告で読んで、気になって12巻まで一気読みしてしまいました。お正月で財布の紐が緩んだ…笑

ひららさんとくっついてハッピーエンドかと思いきや、そんな単純な話ではなく、他の漫画なら無かったことにされがちな価値観の違いや違和感をとことん深掘りしてくれて、それぞれのキャラクターの人生やそれに伴う考え方、和裁士や劇伴の作曲家の働く姿、タワマンの暮らしや自治会などなど盛りだくさんの要素が作品に詰め込まれて読み応えあるというか、ただの恋愛漫画じゃなく人生漫画だなと感じました。

12巻は豪雨によるタワマンの浸水被害が。そんなとこまでカバーしてくれんの!?という驚きと、きっか・ひららさん・ましもくんそれぞれが辛い状況すぎて、読むのがしんどい。頼むから幸せになってくれよーと祈っております。

ひららさんとは一緒にならずに、ましもくんコースに行くんでしょうか。どーなんでしょうか。

あと関係ないですが桃森ミヨシさんの絵柄といえば悪魔とラブソングのイメージだったので、最初気づかなかった!桃森ミヨシ…ってあの桃森ミヨシか!って、昔マーガレット系を読んでたので嬉しい驚きでした。
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