こんなファンタジー漫画が読みたかった!





2025年1月6日
圧倒的な画力で描かれた廃墟が美しく画集を見ているような感覚になる。破壊され人の居なくなった世界で浄化と生存者の探索を続ける少女「小夜」と謎の小さな生物「クー」。全く希望が見えない状況なのに、この1人と1匹のやりとりが微笑ましく不思議と悲壮感はない。謎の病「結晶病」でほとんどの人間が死んでしまったが、今は誰も居ない空間にかつて存在していた人達の想いが残されていて、小夜が出会う一つ一つの物語が胸に刺さる。話が進むにつれ謎が深まり物語にどんどん惹き込まれる。素敵な漫画に出会えました。3巻まで読みましたが続きが楽しみです

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