このレビューはネタバレを含みます▼
漫画好きになったきっかけである「ちはやふる」の続編ということで購入。ちはやふるには劣り、微妙な作品でした。
前作は、ちはや達が部活を作り、全国に行くまで、そして全国で優勝するまでの苦労が繊細に描かれていました。しかし、今作ではカルタが強かったちはや達の世代が抜けたのにも関わらず、瑞沢はとんとん拍子で全国に行ってしまいます。これにはちはや達の苦労はなんだったの?と頭を傾げるしかありませんでした。A級の新入生がドカッと入部したとか、2年生が強いという設定が前作の時点であれば納得なのですが、続編ということも関係してか、少し都合のいい展開すぎるなという印象です。
ちはや達の今後を覗きたいので続きも買うと思いますが、正直それ以外に見所はないです。これなら、クイーンになったちはやの続編が読みたかったなと思います。私の原点である大好きな漫画であるだけに、少し残念でした。