寅野探偵事務所へようこそ
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黒井よだか

尊いってこういうの

ネタバレ
2025年1月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者様が好きで購入しましたが最高でした。
姪っ子と暮らす訳あり虎獣人攻と家なし仕事なし家族なしの苦労人受。
あまり漫画で獣人ものは読んでなかったのですが素晴らしい画力で描かれる体格差尊い。
獣人なのに攻めが表情豊かで感情と共に揺れるしっぽも良かった…新たな扉を開けた気分です。
事件は起こりますがどちらかというとほのぼの心温まるお話が多くて楽しいです。それでいてエロも最高。

見た目は怖い獣人慈雨さんと頑張り屋の快晴くん。
出てくる人の名前も良いですよね〜
雨のように慈しむ慈雨さんと慈雨さんの周りの悩みを気持ちよく晴らしてくれる快晴くん。
家族の問題が解決されていくのと想い合っていく描写がとても良かった。
そしてエロが素晴らしい!
不可抗力での身体の触れ合い(最後までしてない)と想い合ってからの行為(初エッチかつ体格差ゆえに慈雨さん全部入らず…)と想い合ったあとに愛しさが募っての行為(慈雨さん全部入る…!)がそれぞれ最高なんです。
尊いってこういうことよね…と噛み締めます。
致している時に急に呼び方を今までとは変えて下の名前を呼び捨てしだすのがあまり好きではないのですが、このお話は大丈夫です。ちゃんと細かなやり取りもあるんですよ。
それがまたいいんですよ!!愛しさが爆発します。

特典は絶対に読んで欲しいです。特別エロがある訳ではないのですが多幸感で爆発します。ニヨニヨ口角が上がります。
翌朝に快晴の首に絆創膏が貼ってあるのがね、もうね。
猫科は性行為のときにオスがメスの首を噛むんですよ。細かい描写が堪りません。最高。
続編読みたいです。
もう一組出てくる獣人と人間のカップルも良かった。こっちのスピンオフも読みたいけど慈雨さんと快晴の話ももっともっと読みたい。
ぜひ続編をお願いします。
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