半分あげる【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】
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半分あげる【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】

有馬嵐

逃避行の果て

ネタバレ
2025年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 白木の知らないところをみて、動揺する黒川。
まさか、体をうってるとか聞かされ、果てにそのお客は母親が連れてくるなんて言われたら、キャパオーバーなのもうなづける。
そんなところに戻って、白木がどうなってしまうか考えたらの行動も早く、一緒に逃げることを選ぶ黒川がかっこいい。
そうして、3日間の逃避行だけど、二人の中での時間は楽しく、子供にできることは少ないし、黒が半分もっていてくれて救われてた白木。
大人になって再会がまた、運命的でいい。
また、二人でいる時間を、楽しいひと時、どんな時間もいたいという思いが募って、一緒に帰るシーンとかがいいです。
黒川の実家に一緒にいき、家族に迎えられてるところとかも、あたたかいひと時。
番外編の二人が、下の名前よみに赤面してるところとかもよかったです。
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