キリング・ストーキング
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キリング・ストーキング

クギ

試し読み後からが本番

ネタバレ
2025年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 歪であろうとこれは愛でしかなかった。
私は2人の愛を見届けることができたと思っています。
ずっとハラハラ怖いのに最後まで読む手が止まりません。
サンウがサイコパスすぎて感情がどう動くのか予測できない、怖いのに魅力的という。何を考えているのか、それがどこまで本心なのか分からず、何度も戻っては読み返しました。
そして警官のスンベ、2人の狂った生活をもっと見ていたいから事件を明かさないでくれ〜!と思いながらも、あまりにも不憫すぎて応援してしまうという、なんとも愛しいキャラでした。
ずっと試し読みをするも購入する手が進まなかった自分が勿体なさすぎました。ここまで骨太で読ませるお話に出会えたことに感謝しかありません。作者のクギ先生の魂が込められているのを感じます。
「In These Words」や「SANCTIFY霊魂侵蝕」が好きな人にはたまらないとの口コミを拝見しましたが、まさに性癖ど真ん中でした。
クギ先生の今後の作品も楽しみでしかありません。
ありがとうございました。
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