この世は戦う価値がある【単話】
」のレビュー

この世は戦う価値がある【単話】

こだまはつみ

本題は

2025年1月20日
ブラックな職場をセンセーショナルに辞め、モラハラクズ男に貢いだ金を暴力で取り返す。普通はここでスカッと結末となるが、この作品の本題はその後。子供の頃から蓄積した心の奥に刺さったままの小さなトゲを一つ一つ抜く作業を開始する話。よくそんなこと覚えているなと思えるようなことだが、トゲだから覚えているのだ。子供の頃に起きたことを、大人になってから改めて当人に会い、見直すと分からなかったことが見えてくる。
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