このレビューはネタバレを含みます▼
大好きな作品「どうせ捨てられるのなら最後に好きにさせていただきます」に並行しての作品である。主人公は「どうせ…」の王太子リュシーの従兄弟のレオネルと、その妻となるクロエ。クロエは凛とした頭の良い美人伯爵令嬢。婚約者がいたが、クロエの奔放な妹と恋仲に。小さい頃より決まっていた婚約だったが、下の娘に甘い伯爵はその関係を受け入れ、クロエは婚約破棄された。それをそばで見ていたレオネルが自分も同じ様にリュシーの婚約者が好きだったのだが、諦めて、クロエに求婚。一緒に暮らす内にお互いを愛する様になるが、互いに腹を割って話さないので気持ちの行き違いが起こってしまう。もっと何でも話せば解決するのに
ヤキモキして焦ったく、先が気になって仕方ない。
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