このレビューはネタバレを含みます▼
ラブコメというより、ギャグ設定で、とても面白いですね。
高校生の主人公が、いわく付きの事故物件(この場合、建物に使われてる木材が魔女裁判での十字架)に住み始めると、すぐにヒロインである「くっころ」=マルさんが出てくる。
ここでリアルくっころになり、主人公は聖騎士設定に喜び、夢だろうと触り放題にしていると、実体化したマルさんに聖剣で刺されてしまうが、聖剣は主人公の身体から抜けなくなり、仕方なくくっころ=マルさんは聖剣が抜けるまで居候生活となる。
こんな状況だったら、自分もきっと主人公と同じ行為をしてしまうだろうな。
2人の共同生活で、マルさんが自分は居候の身だから、と妙に気をつかっているところや、生活感が漂うところは笑えるし、主人公が多少なりともマルさん=くっころをリスペクトしているところも微笑ましくて、とても好き。
早く続編が出て欲しい。