このレビューはネタバレを含みます▼
Dom/subやオメガバースなども好きでよく読みますが、現実にある性や性別に関する問題がチラついて、恋愛モノが楽めないことも増えてきました。
この作品は「生まれ持ったものに振り回されず生きられる社会を」と願うSub(攻)と、家柄とDom性に甘きった受けが、ゆっくりと距離を縮めています（1話で急速に近付いたのに、話を追うごとに遠くなっている気すらします）。
とっても我儘で幼くて傲慢な受けが、攻めにメロメロで一生懸命好かれよう合わせようとする姿が可愛いです。攻めは魅力的ですが、表情が硬く言葉も少ないので、もっと心理を知れる機会が欲しいです。特に、なぜ受けに惹かれるのか、バースや年齢など壁はあるのに突き放せないのか、という点について。
とても面白いので、毎話配信される度に読み直しています。びすく先生、おからだに気を付けて、執筆なさってください。
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